Ending‐Roll

日々の生活をこのブログにしまっていきます。

机上の空論に見る男女の交際

木曜日は妻が休みということもあり、そしてこのブログの存在を妻に隠しているということもあり、いまソファでスマホをいじりながら、W杯(フランスVSペルー)を見ている妻に相槌を打ちながら執筆中。

ブログ執筆のお供はお馴染み?そば焼酎

そしてつまみは「島らっきょうの塩漬け」。

本日は、ラーメンズの『机上の空論から男女の交際について考えてみました。

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 【本日の献立】

はじめに

『机上の空論』とは、

eiga.com

センスの効いたオープニングから始まり、How to videoの体でJapanese traditionalを面白可笑しく取り上げた作品。特にラーメンズ市川実日子さん好きにとってはたまらない作品。

(これ以降、ネタバレ注意)

#1出会い いい印象を作るために

偶然の出会い、のような出会い。

なかなか出会いの場がない現代社会において、いかにして男性が女性との出会いの場を作るか、これはまさに死活問題であります。

学生時代には、出会いの場がないなんて信じられなかったわたしですが、社会人になった今、新しい人間と出会う機会も全くなく過ごしていると、やっとこさ大人の言う「出会いが欲しい」の意味が分かるようになってきました。(既婚者の言うことでない

一方で、出会いというのは待っていてもしょうがない。ここは一つ、自分から動いてみましょう。ということで提案されるのが

  1. 好みの女性を見つける
  2. 尾行する
  3. 落とし物をするのを根気強く待つ ※定期券だとなおよい
  4. 声をかける

突っ込みどころは多々ありますが、一つ言えることは街に出て好みの女性を見つけられるのかという問題です。

かくいう私は街中で何度後ろ姿の女性に恋をして、追い抜きざまに失恋したか。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「荒野を歩く」に出演されている後ろ姿の女の子に関しては未来永劫に恋し続けていることでしょう。

 


ASIAN KUNG-FU GENERATION 『荒野を歩け』(映画『夜は短し歩けよ乙女』ver.)Short

何が言いたいかというと、街中で好みの女性を見つけることは極めて外見による情報に因るところが多い

という誤解が世にあふれているということです。

多くの男性は街中で好みの女性を見つけるうえで、外見から惹かれ始めることが多いですが、一方で、その女性のことを気に入るとある一定期間(時間が許す限り)その女性のことを見続けます。(変態)

そして、その女性が友人といれば口調、話す内容、一人でいれば所作振る舞いなどを観察するわけです。そして、その中でその男性の心をくすぐる動きがあって初めて恋に落ちるのです。(それでも早い)

しかし、これは私の考えの中では非常に理にかなっており、その人から発せられる情報は外見以上に内面の影響が大きいのです。

髪をかき上げるしぐさふと目が合ったときの笑みふと遠くを見つめるその瞳

それに対して、公共の場での化粧、下品な笑い方、人を蔑む瞳。

これではいかに好みの女性であっても、その恋心は冷めてしまいます。

(女性からしたら勝手に恋に落ちて勝手に失望していい迷惑でしょうが。)

こうして、われら男性陣は後ろ姿に惹かれる短絡さ好みの女性を見つけた後の類まれなる観察眼によってその恋心の成否を見分けるのです。

#2演出 好きは見た目で作る

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先ほどの話から一変。

逆の立場になると男性は内面よりも外見を磨くことに必死になります。

これは自身の内面に対する訳のわからない自信外見に対するコンプレックスから来ます。

私も結婚してからはファッションに関して妻頼みになっています。

一方で趣味嗜好については妻のものをというよりかは、自分の趣味を共有してほしいと強いてしまっているのです。

そして、女性に「人に要求しておいて、てめえはそれかよ。」と思われても仕方がないくらいに何していいかわからない男性陣は、一生懸命に外見を磨き、女性の好みのものを探し始めるわけです。

ここまでくるとロープレのそれです。

  • ダンジョンの住人に話を聞いたり、(女性の友人関係から攻める)
  • 高い武器を買いそろえたり(ブランドもの、おしゃれなものを身に着ける)
  • 必要なアイテムをそろえる(女性の欲しがっているものを手に入れる)

ここで雑魚敵(手軽な女性)を倒して経験値を積むようなことができればいいのですが、現実世界ではままならないので、レベルの低いまま女性に特攻してしまうのです。

そんなこんなで、自信のないままに高い武器だけ装備した男性が量産されるのです。

#3行動 センスが作る好感度

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ここからやっとこさ、内面にかかわるお話が出てくるのですが、女性にとってはお話にならない程度のお話が始まります。

男性において考えられうるセンスのある行動とは、

 1.かっこいい行動

  • 弱きを助ける
  • 悪を懲らしめる
  • 銭を惜しまない

これらすべて確かにかっこいいのですが、(好みの)女性といるときにおいてのみ見られる行為であり、一人でぶらぶらしているときに同じ状況に遭遇しても、同様の行動をとるかは不確か、そうでない可能性が高いのです。いわゆる体面を気にしての行動というわけです。ですから先ほど問題視したような、中身の改善には至らないわけです。

2.女性を喜ばせる行動

・好きなものを買ってあげる

・意見に同意してあげる

・困ったことがあれば解決してあげる(これが一番危うい)

特に女性を喜ばせる行為は長続きしないことが多い男性陣。

  1. 潤沢な財力
  2. 精神的な余裕

がなければ叶うことのない上記2点と

女性が求めているわけではない解決策を与えてしまう男性陣。

基本的に女性が求めているのは「共感」と「その場をしのげる解決策

男が提案したいのは「理解」と「本質的な解決策

本質的な解決策というと、いいイメージが付きまといますが、これには本人の努力が含まれその余裕がない場合などはなかなか受け入れられないものです。

3.センスのある行動

・気の利いた一言

・求めている答えの提示

最高のチョイス

これが一番難しい。

とどのつまり、「内面なんてものは磨くものではなく、もともとその人間が備えているものではないか」という提起がされてしまうのです。

英会話を習い始めて、おしゃべりになったのは、英会話の問題ではなくもともと話したい欲求のあった人間だったということ。

センスというのは磨かれこそすれ、後天的に身につくものではなく先天的に備えているものではないか、ということである。

 

しかし、しかししかーし、ここに先ほどの話から解決策を提起する。

 

いわゆる雑魚敵の存在だ。

男だけでなく人間たるもの、生まれてこの方センスに恵まれている人間ばかりでなく、生きる中でセンスを身に着けている人もいるのです。いわゆるレベルが上がることで突然に新たな技を覚えるそれです。(わかんない人ごめんなさい)

一方で、レベルを上げるためには雑魚敵を倒さなければいけない。

ここでもう一度あえて言おう、

 

雑魚敵と!!!(失礼は承知)

 

なぜ雑魚敵かというと、まず高値の花を倒しに行っても、倒せずに全滅してしまうのが関のやマンボウだからである。そうして恋愛恐怖症になってしまっては元も子もない。だからまずは、自分の手に負える、自分のような雑魚キャラを好きになってくれる女性から始めるべきなのである。

だが、結婚もするわけでもない女性にも「嫌われたくはないなぁ」と思ってしまう男性陣は、そんなに好きではなかった女性に対しても、恋愛関係になればその先まで考えてしまう生き物なのです、これは男としてはあるべき姿で付き合ったからには責任を持つ!(これ大事)なんですが、そのほとんどはゴールを迎えることなく、終焉します。

だから雑魚キャラとでも言わないと男性は目が覚めないのです。(目は覚めない)

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では、ここから学ぶことはなにか。それはいくら雑魚敵であっても得られる経験値から女性が何たるかを学び、女性のセンスを学ぶことに意味があるのです。

私は自他ともに認めるファッションセンスも料理センスも趣味のセンスもなにも持ち合わせていませんが、女性とお付き合いさせていただくたびに少しずつそれらを学んできました。もちろん、例に違わず本気で結婚を意識していましたが、今となってはそれらの経験が本当で好きになって結婚したいと思った女性と出会ったときに生かされている!

 

これぞ、後天的に身についたセンスによって成就した恋なのだなと!思うわけです。

 

そして書きながら思っているのですが、明らかに1話に収まるものでないと判断し、あと数話に分けて、この『机上の空論』に関する私の考察を上げていくことにします。みなさんも、ぜひご覧いただいて、この考察を楽しみに待っていただけると幸いです。

ちなみに、一人寂しくTwitter(@ending_roll)、radiotalkなどしておりますので興味を持っていただけると嬉しいです。

 

では、本日はこの辺で、おやすみなさい。

 

ちなみに重要なポイント1

女性には2度以上偶然が重なると運命を感じる傾向がある。